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岡野原です。
情報処理学会主催の連続セミナー「ビッグデータとスマートな社会」での機械学習の回、自然言語処理の回での講演資料を公開しました。
今年はビッグデータという言葉が広まったということで、このテーマで話す機会が多かったです。今はビッグデータというとそれを支えるインフラ、クラウド、DBなどがまず注目されていますが、我々としては実際それを使って何をするのか、何が実現できるのかというところを注目しています。
PFIは元々こうしたデータを分析して価値を提供する(検索エンジンとかもその範疇に入ると思います)ことをずっと続けてきたわけですが、ビッグデータという言葉が広まってくれたおかげでこの考えがより受け入れられ様々な業界の方と随分と話がしやすくなったと思います。
以下の講演資料では、今ビッグデータの中でも機械学習と自然言語処理の分野において我々がどこに注目しているのかを話をしました。
- リアルタイム分析が重要な事例の紹介、
- それを支えるオンライン機械学習の多値分類の技術例
(昨年のIBIS2011のチュートリアルからの抜粋、雰囲気がわかれば) - 大規模リアルタイム解析Jubatusについて
- 自然言語処理を取り巻く世界の変化(多言語化・大規模リアルタイム化)
- 情報フィルタリングの重要性の増加
- 業界における自然言語処理
- 次の自然言語処理を支えるツール